イタリアのエスプレッソを中心とした有名コーヒーチェーン、「エスプレッサメンテ・イリー」（意曼多咖啡）の旗艦店が２日、台中市の再開発地域「第７期市地重画区」内の老虎城購物中心（タイガー・シティー）にオープンした。味わいとクオリティを求めるコーヒー愛飲者をターゲットにする。５日付工商時報が報じた。
台中旗艦店は、一帯の消費力に期待感を高めている（大成長城グループリリースより）
「イリー」は大成長城グループが代理店となり、過去４年で桃園国際空港などに計３店を展開していた。今回は初めてショッピングモール内に大型旗艦店を出店した形で、投資額は約1,000万台湾元（約2,750万円）。同グループ飲食サービス部の李維渓副総経理は、「消費者にイタリアのコーヒーブレイクの習慣を確立したい」と抱負を語った。
李副総経理はまた、台北や台中の百貨店などに「イリー」の新規出店を続ける考えを示した。11月末には北京に中国１号店の開店も予定している。
