工作機械の業界団体、台湾区機器工業同業公会（ＴＡＭＩ）の徐秀滄理事長は２日、日本の機械振興協会と、日台の機械産業の提携、技術交流の強化や日本の機械メーカーの台湾工場設置推進に向けた提携覚書（ＭＯＵ）締結で合意に達したと表明した。順調に行けば、来年３月５～10日に開催予定の見本市、台北国際工具機展（台北インターナショナル・マシン・ツール・ショー、TIMTOS）で締結する。３日付経済日報が報じた。
徐理事長は、工作機械や電子、３Ｃ（コンピュータ、通信、家電）産業は過去２年、韓国との競争が激化し、日台連合の必要性が高まっていると指摘した。
11月１日から６日まで東京ビッグサイト（東京都江東区）で開催されている世界３番目に大きい見本市、日本国際工作機械見本市（JIMTOF）には、世界から816社が5,092小間（小間は出展スペースの最小単位）を出展し、うち台湾メーカーは東台精機（東台マシン＆ツール）、上銀科技（ハイウィン・テクノロジーズ）など50社を占める。
