ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

金鼎証券の不正買収、金管会元委員に実刑


ニュース 金融 作成日:2007年11月29日_記事番号:T00004030

金鼎証券の不正買収、金管会元委員に実刑


 わいろや接待を受け、中華開発金融控股が金鼎証券を買収できるよう不正に便宜供与を行ったとして起訴された行政院金融監督委員会(金管会)の林忠正元委員に対し、台北地方法院は28日、収賄や機密漏えいの罪で懲役16年の実刑を言い渡した。29日付工商時報に伝えた。

 判決を受け、金鼎証券は金管会が中華開発に対し、同証券に対する持ち株を売却するよう命じるべきだとの声明を発表した。

 林被告は中華開発側からログハウスを贈られたほか、4回の飲食接待を受け、金鼎証券買収に便宜を図ったほか、金融検査報告の内容などを不正に漏らすなどしていた。

 金鼎証券買収をめぐっては、中華開発の辜仲瑩総経理ら14人が先月末、インサーダー取引の疑いで書類送検されている。