ニュース 政治 作成日:2012年11月7日_記事番号:T00040324
馬英九総統と陳冲行政院長は6日、過去に不正流用が問題化した総統府の国務機密費を25%減らすことを表明した。7日付工商時報が伝えた。
馬総統は、国務機密費は法に従い使用しており、個人的な寄付などとは無関係だと強調した(6日=中央社)
今回の決定は、政府の歳出削減努力をアピールする狙いのほか、2013年度予算案での与野党折衝をスムーズに進めるためで、総統府の国務機密費を1,000万台湾元(約2,700万円)、行政院の政務連絡費を225万元それぞれ削減すると説明した。削減幅はいずれも25%。
馬総統は「景気の回復ペースは非常に緩やかで、政府財政が非常に厳しい中、国務機密費を喜んで1,000万元削減する」と述べた。
当局者は「今回は13年度予算案に限った表明であり、14年度予算案で例年並みの予算を計上するかどうかは、政治・経済の情勢を見ながら検討する」と説明した。
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