ニュース 金融 作成日:2012年11月7日_記事番号:T00040326
岡三証券は6日、新光金融控股傘下の元富証券と業務提携覚書(MOU)を結んだ。まずは株式注文取り次ぎや投資情報交換などから開始し、人材交流や国際ビジネスの共同展開などに範囲を拡大していく方針だ。日本の証券会社が台湾の証券会社と提携するのは初めて。7日付中国時報が報じた。
岡三証券の田中健一社長(左)と元富証券の陳俊宏董事長(右)。調印式は台北市のオークラプレステージ台北で行われた(6日=中央社)
岡三証券の高松重之専務取締役は、日本の機関投資家は高配当が望める台湾株式市場に興味があるものの、投資情報が不足していたと指摘。今回の提携で台湾市場への理解が深まり、投資が増加するとの見方を示した。
元富証券の陳俊宏董事長は、貿易や産業面での日台提携は多いものの証券市場での関係は薄いと指摘。今後日本の資金を呼び込めれば、台湾市場にプラスに働くと述べた。
岡三証券は2002年以降アジア株式の取り扱いを拡大している。証券会社との提携は▽ベトナム▽中国▽マレーシア▽韓国──に続く5カ国・地域目。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722