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量販店がワイン祭り、通年販売3割増も【表】


ニュース 商業・サービス 作成日:2012年11月7日_記事番号:T00040328

量販店がワイン祭り、通年販売3割増も【表】

 量販店大手3社は今月そろって、ワインの販売促進を図る「ワインフェスティバル」を開催している。1本200~300台湾元(約550〜820円)のお手ごろ価格を中心に、今年通年の販売量は前年比2~3割増の500万本を超える見通しだ。7日付経済日報などが報じた。

 量販店での輸入酒販売は市場全体の約3分の1を占め、家楽福(カルフール)と大潤発(RTマート)が競り合っている。

 カルフールは、昨年台北市の天母店で好評だった試飲会を今年は全土5店に拡大して実施したところ、販売額が100万元を突破した。同社は今年輸入ワインを5倍、オリジナルワインを2倍に増やして総輸入量50万本と見込む。例年販売量130万本のうち3〜4割はフランス本社の買い付けのため、台湾の輸入業者を通すより価格競争力があり、今年は販売量が200万本を超える可能性もある。

 一方、RTマートは近年独自ルートで大部分を輸入している。今年はフランスのラングドック地方の農場に貯蔵してあった絶版品の2001年ものワイン2種を買い付けた。台湾での独占販売ということもあり、1種は販売3日間で買い付けた1万2,000本の9割が売り切れた。