ニュース 電子 作成日:2012年11月7日_記事番号:T00040339
7日付経済日報が業界関係者の話を基に伝えたところによると、液晶パネル大手の友達光電(AUO)は、先ごろアップルが発売した7.9インチのタブレット型パソコン「iPad mini」の次世代製品向けパネルの開発に着手したもようだ。次世代iPad miniには497ppiのRetina(レティナ)ディスプレイが採用されるという。
これについてAUOは6日、「顧客と特定製品および受注に関してはコメントできない」と回答している。
しかし業界関係者は、AUOが中国・江蘇省蘇州市に保有する液晶パネルの後工程モジュール(LCM)工場にアップルの出資により調達したiPad mini関連の製造設備を設置しており、次世代製品用パネルの開発を行っていると指摘。現在フォトマスクのテスト段階にあり、来年下半期に量産開始が見込まれるという。
なおiPad miniにRetinaディスプレイを搭載するにはIGZO(酸化物半導体、イグゾー)技術や超スリムベゼル(枠)に対応するためのゲート・オン・アレイ(GOA)技術が不可欠だが、AUOの彭双浪総経理は先ごろ両技術について「既に全面導入している」と語っている。
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