ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

サンポが4K2K発売へ、「価格はソニーの半額」


ニュース 家電 作成日:2012年11月7日_記事番号:T00040340

サンポが4K2K発売へ、「価格はソニーの半額」

 家電大手の声宝(サンポ)は6日、次世代ハイエンド液晶テレビとして注目を集める超高解像度4K2K(解像度3,840×2,160)の84インチ製品を来年市場に投入すると表明した。84インチの4K2Kテレビは、ソニーが間もなく発売する「KD−84X9000」の価格が168万円で、台湾市場ではさらに60万〜70万台湾元(約164万〜190万円)に上昇すると予想されているが、サンポはソニーの約半額となる30万元に抑えるとしている。7日付電子時報などが報じた。

 サンポは自社ブランドテレビに奇美電子(チーメイ・イノルックス)および友達光電(AUO)の液晶パネルを採用しているが、今後は提携関係にある中国・TCL集団傘下のパネルメーカー、深圳市華星光電技術(CSOT)からの調達を検討している。4K2K製品についても品質が確保できれば、価格競争力を考慮して将来的に採用する可能性があるとしている。

 サンポは今年、主力の32〜42インチ直下型LED(発光ダイオード)テレビなどテレビ販売が好調で、さらに省エネ商品に対する補助金も業績を後押しし、1〜10月の売上高が前年同期比27.37%増の90億8,200万元となった。