ニュース 電子 作成日:2012年11月7日_記事番号:T00040341
液晶ディスプレイ(LCD)ドライバIC設計大手、聯詠科技(ノバテック・マイクロエレクトロニクス)は6日の業績説明会で、10月売上高が前月比3.82%増、前年同月比25.97%増の37億5,300万台湾元(約100億円)で、過去最高になったと発表した。第3四半期の売上高は前期比19.5%増の102億3,600万元、純利益は12億9,400万元だった。7日付蘋果日報などが報じた。
王守仁同社総経理は、スマートフォン用やタブレット型パソコン用のLCDドライバICの需要が依然強いため、第4四半期も第3四半期並みの売上水準を維持するとみている。
同社は今後の製品販売見通しについて、中小型LCDドライバICはスマートフォン用に強い需要があり、タブレットPC用は10月、11月は出荷が続くものの12月になると受注は減少し始めるとみている。大型液晶ディスプレイ用ドライバICについては、テレビ用パネル向けの需要は好感でき、ノートPCなどの需要は弱いもののウィンドウズ8(Windows8)によって一定の刺激があるとの見方だ。3D(三次元)テレビ用のシステム・オン・チップ(SoC)については、第3四半期までは売り上げ全体に占める割合が拡大傾向にあったが、第4四半期は季節的要因で縮小するとしている。
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