ニュース 政治 作成日:2012年11月8日_記事番号:T00040344
連戦・国民党名誉主席の長男で同党中央常務委員の連勝文氏が先ごろ、再来年の台北市長選への出馬意向を問われたのに対し、「(馬英九政権が)経済運営をしっかりしなければ、誰が当選しても物乞い集団(の親分)が主人に仕えるようなものだ」と発言したことが国民党内で波紋を広げている。8日付聯合報などが報じた。
連勝文氏は再来年の台北市長選の候補の1人とみられており、今回はイメージを落とした形だ(7日=中央社)
連勝文氏の発言は、庶民が実感できる経済政策を打ち出せずにいる馬英九総統に対する痛烈な皮肉と言える。
馬総統は「連勝文氏の発言は善意に基づくものだと思うが、発言の一部は誤解を招くものだ」として不快感を表明した。
党内では連勝文氏の発言に対し、不適切で党内の団結を損ねるものだとの批判論がある一方で、理解できる部分もあるとの同情論も存在し、党内が二分される事態となっている。
騒動拡大を受け、連勝文氏は7日、「自分は小さな存在にすぎず、重要なのは国家の大事、すなわち国の社会と経済の発展だ。国家のために国民党員としての責任を尽くしたい」と語った。
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