ニュース 電子 作成日:2012年11月8日_記事番号:T00040362
鴻海科技集団(フォックスコン)の郭台銘董事長は7日、月刊誌『遠見雑誌』が主催したフォーラムで講演し、企業経営者が考慮しなければならないこととして▽国際政治および世界経済の動向▽企業の核心的な競争力は何か▽決定のトップダウンモデル▽イノベーションの継続▽経営人材の国際化──の5点を挙げた。8日付工商時報が報じた。
郭董事長は、「競争相手は景気の変化ではなく、自分への自信だ。悲観的にならなければ勝利を手にすることができる」と語った(7日=中央社)
郭董事長は、「2013年世界景気の展望、企業が世界の変動に対処するためのリーダーシップ」と題して行った講演でまず、「政治家は必ずしも経済を理解する必要はないが、特に不景気の時代は政治による市場への干渉が増えるため、経営者は必ず政治を知る必要がある」と指摘。
さらに企業の核心的競争力については、「その企業が欠くことのできない企業文化のことで、鴻海の場合は台湾で『生産』され、大陸(中国)で『加工』された多様性と包容力のDNAだ」と語った。
また人材の国際化に関連して郭董事長は、現在米国のマサチューセッツ工科大学(MIT)と、米国人エンジニアに台湾や中国で中国語を学ばせたり、製造を経験する環境を与えるプログラムを実施することで協議していることを明らかにした。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722