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ASE封止検査事業、10月売上高が過去最高に【表】


ニュース 電子 作成日:2012年11月8日_記事番号:T00040364

ASE封止検査事業、10月売上高が過去最高に【表】

 半導体パッケージング・テスティング(封止・検査)最大手、日月光半導体製造(ASE)が7日発表した10月の業績によると、パッケージング・テスティング事業の連結売上高は前月比2.1%増、前年同月比4.1%増の117億8,800万台湾元(約320億円)で、過去最高を記録した。環隆電気(USI)の電子機器受託製造サービス事業の収益を合算した連結売上高は前月比3.3%増の176億3,300万元となり、過去2番目に高い数値となった。8日付工商時報が報じた。

 増収の要因は、米クアルコムや聯発科技(メディアテック)からのスマートフォン用ICチップの受注が、非需要期の10月に入っても依然として高い伸びをみせたことだ。

 董宏思ASE財務長は先日の業績説明会で、封止・検査事業の出荷見通しについて、前期比3~5%の成長を見込んでいるとの見方を示していた。第3四半期は28ナノメートル製造プロセス製品の受注が予想より伸びなかったが、時期が後ろにずれこんだため第4四半期に恩恵を受けるとし、モバイル機器のICチップも強い需要があると述べた。