ニュース 公益 作成日:2012年11月9日_記事番号:T00040375
台東県の離島、蘭嶼の放射性廃棄物貯蔵施設で放射性廃棄物入りのドラム缶の検査が閉鎖された負圧環境で行われていなかったと指摘された問題で、行政院原子能委員会(原能会)は8日までに、「貯蔵施設の隔離性が不足している」として、台湾電力(台電)に処分を行う方針を固めた。9日付自由時報が伝えた。
問題は2週間前に鄭麗君立法委員(民進党)が証拠映像とともに告発し、放射能漏れのリスクがあると指摘していたもので、台電の広報担当者は「原能会の報告を謙虚に受け止め、原能会の求めに応じた検討報告を提出したい」と説明した。
ドラム缶の検査作業は、2007年から昨年末まで行われていた。現在、同施設には10万177本の放射性廃棄物入りドラム缶が貯蔵されている。
鄭立法委員は「馬英九総統と陳沖行政院長は蘭嶼の住民の健康について説明を行うべきだ」と訴えた。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722