ニュース 医薬 作成日:2012年11月9日_記事番号:T00040381
行政院衛生署食品薬物管理局(TFDA)は8日、複数の製薬会社がコストを削減するため、医薬品の包装を食品メーカーに委託する違法行為に及んでいたことが判明したとして、医薬品30種類の店頭からの撤去を求めたことを明らかにした。9日付自由時報が伝えた。
同紙読者の投書によると、▽順生製薬(ユニファーマ)▽内外化学工業▽温士頓医薬(ウィンストン・メディカル&バイオテック)▽皇佳化学製薬(ロイヤル・ケミカル&ファーマシューティカル)▽元宙化学製薬▽世紀化学製薬(センチュリー・ケミカル&ファーマシューティカル)──の6社が台南市の食品メーカー、順傑生物科技に薬の包装を委託している疑いが浮上した。
告発を受けた食品薬物管理局は、台南地検と共同で順傑生物科技を捜索し、皇佳化学製薬の医薬品2万5,400錠、内外化学工業の医薬品19万2,000錠を押収した。順傑生物科技は製薬工場の基準を満たしていなかった。
今回の事件をめぐっては、衛生署が状況把握してから警告を発するまで1カ月以上かかっており、職務の怠慢を指摘する声も上がっている。
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