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奇美が広東省に6世代工場?中国メディアが報道


ニュース 電子 作成日:2007年11月29日_記事番号:T00004039

奇美が広東省に6世代工場?中国メディアが報道

 
 29日付経済日報によると、奇美電子(CMO)が中国広東省南海市に第6世代以上のTFT-LCD(薄膜トランジスタ液晶ディスプレイ)パネル工場設立を計画していると中国メディアが報じた。これに対し、奇美の陳世賢スポークスマンは「そんな計画はない。当社は台南県樹谷園区に第6世代工場を設置しており、南海に新たに建設することはあり得ない」と完全に否定した。

 政府がパネルメーカーに認めている中国投資は後工程モジュール(LCM)工場までで、経済部投資審議委員会も、「前工程は開放しておらず、計画自体、聞いたこともない」と話している。

 奇美は広東省仏山市のLCM工場がこの10月に試験生産が終わり、年末には単月生産台数が20万台に上る。

 なお、同じ中国メディアの報道では、友達光電(AUO)も広州市や東莞市などにパネルモジュール工場を建設する意向を中国政府関係者に伝えたことになっている。