ニュース 社会 作成日:2012年11月12日_記事番号:T00040394
スマートフォンなどモバイルデバイスの普及に伴い、こうした機器で使用されるアプリケーションも大量に開発されている。そんな中、政府各省庁も過去2年間で5,240万台湾元の費用を投じ、108本の独自アプリを開発している。ただ、その人気にはアプリによって大きな開きがあるようだ。
台湾団結聯盟(台聯)の立法院議員団がこのほど調査したところによると、政府系アプリで人気が高いのは「グルメ」および「交通」関係で、9月末時点で最もダウンロード件数の多かったのは、交通部観光局が開発した『阮的夜市人生』(台湾の人気ナイトマーケットをテーマにしたゲーム)で34万9,380件。2位も観光局の『旅行台湾』(観光スポット、ホテル、レストラン情報など)、3位は交通部国道高速公路局の『高速公路1968』(高速道路状況)となった。
このほか、中央気象局の『生活気象』、財政部財税資料センターの『報税達人』(納税の達人)も人気で、それぞれダウンロード数は6万件に上る。
しかし、同じ部署が開発したアプリでも人気の高いものと低いものもある。例えば内政部営建署の『単車ing』(サイクリング情報)は3万件がダウンロードされたのに対し、同署の『建物公安e指通』(建築物の安全情報)は453件にとどまり、『報税達人』を開発した財政部も、南区国税局屏東県分局の「屏東国税EASY GO」がわずか102件となっている。ちなみに最も人気が低いのは経済部の『行銷躍進MKT』(中小企業向けマーケティング関連情報)で、公開後2カ月間のダウンロード数はたった59件だった。
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