ニュース 社会 作成日:2012年11月12日_記事番号:T00040395
飲酒した後に時速120キロメートルを超えるスピードで自動車を運転して事故を起こし、同乗者と歩行者の2人を死亡させたとして起訴された大学生の男、葉冠亨被告(22)に対し、高雄地方法院は9日、飲酒運転致死罪に対する判決としては過去最も重い懲役6年の一審判決を言い渡した。この事件は被害にあった歩行者の女性の夫が、事故後、悲しみの余り2人の子どもを残して自殺したことから社会的に注目を集め、飲酒運転に対する罰則が「軽過ぎる」との声が高まった。このため、行政院は先月、同犯罪に対する刑罰を現在の「1年以上、7年以下」から「3年以上、10年以下」に厳罰化することを決議した。10日付蘋果日報が報じた。
葉被告は今年4月、友人らと高雄市のナイトクラブ「大帝国舞庁」で酒を飲んだ後、午前6時ごろ、自分の車に友人を乗せて同市街地を高速で走行中、違法にUターンしてきたゴミ収集車と衝突。さらに近くの横断歩道を歩行していた李幸蓉さんにぶつかり、李さんと葉被告の車に同乗していた友人の陳岡逸さんが死亡した。
判決に対し李さんの遺族は、「最高刑(7年)ではなく軽過ぎる」として控訴する方針を示している。
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