ニュース 社会 作成日:2012年11月12日_記事番号:T00040397
台東県の離島、蘭嶼の放射性廃棄物貯蔵施設で放射性廃棄物入りのドラム缶の検査が閉鎖された負圧環境で行われていなかったと指摘された問題で、台湾と日本の原子力専門家、台湾電力の3者は11日、現地で放射線量の測定を行い、いずれも安全範囲内にあることが確認された。12日付中国時報などが伝えた。
蘭嶼の各地を測定して回った専門家らによって安全が確認されたことを受け、島民は胸をなで下ろした(11日=中央社)
9月初めには桜美林大学の中生勝美教授も放射性廃棄物貯蔵施設のほか、蘭嶼のごみ処理場や朗島国民小学校で基準値を超える放射線量が測定されたと指摘していたが、今回の調査で、ごみ処理場での放射線量は毎時0.05マイクロシーベルト以下、朗島国民小学校校庭での測定値も同0.38~0.06マイクロシーベルトで安全範囲内だった。
ただ、蘭嶼衛生所での測定値や日本側の専門家による測定値がやや高かったため、機器の調整を行った上で、確認の意味で再測定することになっている。蘭嶼の放射性廃棄物問題放射線量は安全範囲内
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722