ニュース 家電 作成日:2012年11月12日_記事番号:T00040408
市場調査会社、ウィッツビュー・テクノロジーによると、台湾受託メーカーによる2013年の液晶テレビ出荷台数は、前年比10~14%増の4,200万~4,400万台に上るとの予測だ。ブランドメーカーが需要期に際して液晶パネルが不足するとの懸念から、パネル調達力に強みを持つ受託メーカーへの発注を拡大するとの見方を根拠にしている。12日付工商時報が報じた。
出荷を最も伸ばすとみられるのは、最大手の冠捷科技(TPVテクノロジー)で、フィリップスとの安定した取引にソニーからの受注も加えて、来年は目標2,000万台と今年の1,400万台から40%以上の伸びが見込まれる。鴻海科技集団(フォックスコン)は、ソニーからの安定した受注と、シャープ、ビジオ(VIZIO)向けの出荷増により1,000万台の大台に手が届きそうだ。
また、半製品の液晶セル(オープンセル)にバックライトモジュールを加えて組み立てる(BMS)方式がサムスン電子などで採用されており、友達光電(AUO)傘下の景智電子(BriView)は、BMS方式による出荷量を、今年の500万~600万台から来年には1,300万~1,500万台へと伸ばすとみられる。
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