ニュース 電子 作成日:2012年11月12日_記事番号:T00040415
中台の通信キャリアと通信ケーブル運営会社の計7社で敷設を進めていた台湾の新北市淡水区と中国の福建省福州市を結ぶ「淡福海底ケーブル(TSE−1)」が9日完成した。2013年上半期の使用開始を予定している。10日付工商時報などが報じた。
台湾本島と中国間のケーブル誕生は今回が初めてだ。今年8月には台湾の離島、金門島と中国・福建省アモイ市を結ぶ海底ケーブルが完成している(9日=中央社)
同ケーブルの敷設に当たり、台湾側は▽中華電信▽台湾大哥大(タイワン・モバイル)▽遠伝電信(ファーイーストーン・テレコミュニケーションズ)▽台湾国際纜網通信(TIGC)──、中国側は▽中国移動通信(チャイナ・モバイル)▽中国聯合網路通信集団(チャイナ・ユニコム)▽中国電信集団(チャイナ・テレコム)──が出資しており、投資額は10億台湾元(約27億円)。全長は207キロメートルで、通信容量は1秒当たり6.4TB(テラバイト)だ。8組のケーブルが敷かれ、台湾側の4社は2組ずつ割り当てられる。開通当初の通信速度は80Gbps(ギガビット毎秒)。
中華電信、台湾大哥大、遠伝電信は同日共同で、同ケーブル完成で、各国・地域が中国市場に進出する際の近道となり、台湾がアジア太平洋地域の通信の要になると表明した。
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