ニュース 電子 作成日:2012年11月13日_記事番号:T00040440
経営再建中のメモリーメーカー、力晶科技(パワーチップ・テクノロジー)は12日、黄崇仁董事長が経営不振の責任を取って辞任し、元経済部長の陳瑞隆氏が董事長に就任したと発表した。18年にわたり董事長を務めた黄氏は、陳・新董事長に対し「火の中に飛び込んでくれることに感謝する」と述べた。13日付経済日報が報じた。
パワーチップは年末に400億台湾元(約1,100億円)を超える債務の償還期限を迎えるが、現時点で債権銀行から繰り延べへの同意を得られていない。
市場では今回の人事について、今年6月にインサイダー取引に関与したとして有罪判決を受けた黄氏が董事長を退き、新董事長に経済部長経験者の陳氏を迎えることで政府の協力が得やすくなり、償還繰り延べへの同意獲得に有利に働くとの判断が背景にあるとみられている。
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