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電子商取引市場17%成長、15年に1兆元規模に【図】


ニュース 商業・サービス 作成日:2012年11月14日_記事番号:T00040454

電子商取引市場17%成長、15年に1兆元規模に【図】

 インターネットを利用した買い物やオークションなどの電子商取引(eコマース)の市場規模は今年、前年比17.4%増の6,600億台湾元(約1兆8,000億円)に達し、来年は15.7%増の7,645億元まで拡大する見通しだ。2015年には1兆元の大台乗せが見込まれる。資訊工業策進会市場情報中心(MIC)の予測として14日付工商時報が報じた。

 今年の市場の内訳は、▽企業と個人による電子商取引(BtoC)、3,825億元▽ネットオークションなど個人間の電子商取引(CtoC)、2,780億元──。電子商取引の今年の成長は、「7−NET」を立ち上げた統一超商(プレジデント・チェーンストア)や、康是美(コスメッド)、博客来などの企業の参入によってもたらされた。

 商品販売型サイトの主要顧客層は女性で、服飾アクセサリーや化粧品、食品などの購入が多い。また、経済力を持つ30~39歳のビジネスパーソン層も、同様に販売サイトの顧客ターゲットとなっている。

 電子商取引市場は09年までは30%を超える高い成長率を維持してきた。10年以降は15%前後とペースダウンしながらも安定した伸びを見せている。