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台塑鋰鉄材料、上海瑞華と電動トラックで提携【表】


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2012年11月14日_記事番号:T00040457

台塑鋰鉄材料、上海瑞華と電動トラックで提携【表】

 台塑集団(台湾プラスチックグループ)傘下の正極材料メーカー、台塑鋰鉄材料科技(フォルモサ・リチウム・アイロン・オキシド、前・台塑長園能源科技)はこのほど、中国の上海瑞華集団と電動トラック分野で提携すると表明した。瑞華集団は今年、中国で約500台の電動バスを出荷しているが、来年は電動トラック100台を販売したい考えだ。14日付工商時報が報じた。

 先週から訪台している瑞華集団の帥鴻元総裁は、中国では環境保護意識の高まりを受け、電気自動車のモデル都市が10都市から25都市に拡大されており、リチウム鉄電池材料など関連産業は発展が期待できると強調した。

 その上で台塑鋰鉄材料の正極材料は安定性が高く、放電率が低いので、瑞華集団の電気自動車が調達する電池への採用比率は非常に高いと語った。

 なお台塑鋰鉄材料は彰化県に年産能力4,800トンの工場を構えており、昨年黒字転換した。今後、新たな受注に備え、10億台湾元(約27億4,000万円)余りを投じて工場拡張を計画している。