ニュース 電子 作成日:2012年11月14日_記事番号:T00040463
市場調査機関IDCの調査によると、華碩電脳(ASUS)は来年のノートパソコン目標出荷台数を2,500万台に置いている。今年の予想出荷台数2,200万台から13.6%の増加で、来年は低価格ノートPC(ネットブック)の出荷が約400万台減少するとみられるため野心的な目標と言える。宏碁(エイサー)は今年の予測台数2,600万台から来年は2,800万台を目指す。14日付工商時報が報じた。
これに対し、ヒューレット・パッカード(HP)と聯想集団(レノボ)の来年の目標出荷台数は共に4,000万台と強気だ。通年の出荷成長率はHPが21.2%、レノボが33.3%に上る計算だが、スローガン的な意味合いが強く、実際に達成できる可能性は低いとみられている。
来年はマイクロソフトとインテルの「ウィンテル」陣営が、タッチパネル機能対応のノートPCにさらに注力するとみられる。しかし、タッチパネル対応機種は生産コストが高いため消費者の反応が鈍く、ビジネス用機種の買い替え需要も緩慢なため、IDCは来年のノートPC市場の成長率は5%程度にとどまると予測している。
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