ニュース 商業・サービス 作成日:2012年11月15日_記事番号:T00040477
郝龍斌・台北市長は14日、映画、テレビ、音楽産業が台北市の経済発展の切り札だと指摘し、北投区、内湖区、中山区大直の土地を関連企業の拠点設置用に開放する計画を発表した。今年末に建設・運営・譲渡(BOT)方式で公告し、2014年に着工可能にする。15日付工商時報が報じた。
郝台北市長は14日の座談会に出席したTVBS、中影など100人近くに対し、華人の映画、テレビ、音楽産業の重要な都市となる決意を宣言した(14日=中央社)
郝市長は、これら産業の売上高は台北市が全土で最も多く、▽映画、全体比61%・90億台湾元(約250億円)▽テレビ、同64%・702億元▽流行音楽、同48%・76億元──を占めると指摘した。用地提供で、企業は新技術、市場、商品、独自性の追求が可能になり、企業同士の連盟作りを促すこともできると語った。
一方、朱立倫・新北市長は先月末、同様の「新北影視城」計画での大手ケーブルテレビ局、TVBSと民間全民電視(民視、FTV)の誘致成功を発表した。陳菊・高雄市長は先週、ポストプロダクション(撮影後の制作過程)・デジタルコンテンツの「数位内容廊帯」に米特撮のリズム&ヒューズスタジオ(R&H)に続き、ニュージーランドのHuhuスタジオが進出予定だと発表した。台中市は、国際的映画監督、李安(アン・リー)氏が撮影現場とした水ナン空港(ナンはさんずいに南)跡地で「中台湾電映推広園区」を計画している。
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