ニュース 石油・化学 作成日:2012年11月15日_記事番号:T00040480
高雄港の洲際貨櫃中心(大陸間コンテナターミナル)第2期工事における埠頭(ふとう)の建設について港湾運営会社、台湾港務公司(旧交通部港務局)高雄支社は今月末に競争入札を実施し、来年初めにも正式着工、2017年の完成を目指す。投資額は130億台湾元(約360億円)。埠頭の完成後、台湾中油(CPC)などが貯蔵施設を設置する予定だ。15日付経済日報が報じた。
台湾港務によると、今回の計画は2,777メートルの海岸線に10カ所の石化製品貯蔵埠頭およびばら積み埠頭、47.2ヘクタールの用地に石化製品貯蔵センターを開発するもの。既にCPC、台湾塑膠工業(フォルモサ・プラスチックス)、中国石油化学工業開発(CPDC、中石化)など石油・化学メーカー10社と入居について提携同意書を交わしている。
このうちCPCは埠頭6カ所を取得し、一部を15年に閉鎖予定の高雄製油所に代わる原油および石化製品貯蔵地とするほか、100万トンを超える貯蔵能力を持つ石化原料の中継地とする予定だ。
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