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中石化・国光石化、台中港に450億元投資へ【表】


ニュース 石油・化学 作成日:2012年11月15日_記事番号:T00040481

中石化・国光石化、台中港に450億元投資へ【表】

 中国石油化学工業開発(CPDC、中石化)や台湾中油(CPC)傘下、国光石化科技(KPTC)など石油・化学関連企業など18社は16日、港湾運営会社、台湾港務公司(旧交通部港務局)と台中、高雄、基隆、花蓮の4港湾に総額554億台湾元(約1,530億円)の投資を行うことで同意書を締結する。うち中石化と国光石化による台中港石化工業專業区への投資が450億元以上を占める。15日付経済日報が報じた。

 また石化関連投資のうち中石化の356億元が最大で、同社は台中港石化工業專業区で48ヘクタールの用地を租借し、化繊、工業用プラスチック原料工場、および液体化学品用の埠頭(ふとう)2カ所を設置する計画だ。来年租借手続きを完了し、2014年から開発に着手する予定だ。

 一方、マレーシアで石油化学製品の一貫生産拠点設置を予定している国光石化も、台中港石化工業專業区に100億元を投じてメチルメタクリレート(MMA)工場を設置する計画だ。同区に12ヘクタールの用地を租借する考えで、現在世界的大手メーカーと技術移転について協議しているという。