ニュース 社会 作成日:2012年11月16日_記事番号:T00040495
行政院衛生署の15日報告によると、台湾人の「過体重・肥満人口比率」は成人男性で51.5%、成人女性で35.8%、児童で25%と、いずれも日本、中国、韓国、シンガポール、マレーシア、タイと比べて最も高かった。
いわゆる「過体重」とは肥満度を示す指数BMI(ボディマス指数、体重を身長の2乗で割った数値)が24以上の者を指し、同指数が27を超えると「肥満」と判定される。
邱文達署長は、肉類、脂分の消費量、および定期的な運動をしていない人口比率でも台湾はアジアでトップだと指摘した。食生活と運動不足が「ぽっちゃり」体型増殖につながっているようだ。
なお「定期的な運動」とは「週に3回以上、1回30分以上の適度な運動」を指すが、2009年の調査では、「定期的な運動をしていない」という人の比率は台湾人男性で68.5%、女性は79.3%に上り、米国や日本をはるかに上回った。12年の調査では、男性は64%に低下したものの、女性は依然75.2%の高い比率を維持している。
こうした状況を受け、台北市立聯合医院は分院のある信義区の中学・高校で、BMI指数24以上の生徒を対象にダイエットの授業を開講した。
この授業に参加した生徒を調査したところ、通常の食事に大きな問題はなかったが、スナック菓子やフライドチキンなどの間食を取り過ぎていることが分かった。シェイクなどの飲料を手にダイエットの授業に現れた生徒もいたという。
また生徒たちはほとんど運動をしておらず、授業では昼休みに20〜30分間のウォーキングを指示。その結果、1カ月で平均2キログラム、最高で4.1キロのダイエットに成功したという。
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