ニュース 商業・サービス 作成日:2012年11月16日_記事番号:T00040504
台湾唯一の夕刊紙である聯合晩報は、インターネット利用の広がりで発行部数が現在約5万部(実売部数約3万5,000部)と、最盛期の40万~50万部の約10分の1に激減、業績も毎年約4,000万台湾元(約1億1,000万円)の赤字を計上しており、事業売却または廃刊になるとの憶測が業界で流れている。ただ、聯合報の頂国寧広報担当は同観測を強く否定した。16日付中国時報が報じた。
聯合晩報はその日の株式情報を最も速く報道する新聞メディアで、株式市場が好調だったときは発行部数を伸ばした。ただ、情報収集の手段がインターネットに取って代わられ、また、今年は株式市場も低迷が続いたため、聯合晩報の9月の購読者数は前月比2.56%減と落ち込みに歯止めがかからない。
同紙の購読率も最盛期の5.6%から2009年末時点で0.5%に下落、今年9月の広告部門の業績は前年同月比で24.9%落ち込んだ。
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