ホテルチェーン、晶華国際酒店集団（フォルモサ・インターナショナル・ホテルズ）の潘思亮董事長は、欧州の不動産開発業者と提携し、傘下「麗晶（リージェント）」ホテルの欧州展開を強化していく考えを表明。現在、ホテル、高級住宅、ショッピングモールから成る５件の開発計画について、世界的大手ゼネコンと協議を行っていることを明らかにした。16日付工商時報が報じた。
潘董事長はまた、リージェントホテルがタイ・プーケット島で12月15日に、インドネシア・バリ島でも来年３月にオープンで、さらにドーハ（カタール）、アブダビ（アラブ首長国連邦）、モンテネグロでも2014年に開業する予定だと語った。
このほか晶華国際酒店集団は、傘下のエコノミーホテル「捷絲旅（ジャスト・スリープ）」の新拠点について、台湾大学近くの「台大尊賢館」が来年４月15日に、「花蓮中正館」が同５月１日に、「高雄中山館」が同６月１日に営業を開始すると明らかにした。また国泰人寿保険（キャセイライフ）が台南市に保有する物件をホテル「晶英酒店（シルク・プレイス）」に改装する計画については、来年末または再来年明けのオープンを目指す考えを示した。
