ニュース 電子 作成日:2012年11月16日_記事番号:T00040514
発光ダイオード(LED)パッケージング(封止)最大手、億光電子工業(エバーライト・エレクトロニクス)の劉邦言・広報担当はこのほど、「今年は多くの中国顧客から赤外線LEDを受注しており、来年同製品の売上高構成比が現在の約25%からさらに拡大する」と語った。この中国顧客は赤外線方式のタッチパネルモジュールメーカーで、聯想集団(レノボ)に供給しているため、エバーライトはマイクロソフト(MS)の新OS(基本ソフト)「ウィンドウズ8(Windows8)」がもたらすタッチパネル需要増の恩恵を期待している。16日付経済日報が報じた。
タッチパネルには抵抗膜方式、静電容量方式、表面弾性波方式、赤外線方式などさまざまな技術が存在するが、このうち赤外線方式は券売機やPOSシステム、医療機器などに使用される大型液晶パネルでの採用に適しており、多くの中国メーカーが導入している。
なお、20インチパネル1枚につき150〜200組の赤外線LEDが必要となるという。
また劉広報担当は、タッチパネル向け受注が大幅に増えているため、例年非需要期に当たる第4四半期も、売上高は前期比横ばいを維持する可能性があると語った。
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