ニュース 社会 作成日:2012年11月19日_記事番号:T00040520
今や台湾グルメの代名詞と言われる小籠包。大手ポータルサイト「yam蕃薯藤」の旅行サイト「軽.旅行」がこのほど実施した小籠包レストランの人気投票で、台湾にやってきた日本人旅行者が必ずと言っていいほど訪れる「鼎泰豊」を下し、「点水楼」が第1位に輝いた。
陳飛龍南僑集団董事長(左)。点水楼ではヘチマとエビが入ったオリジナル小籠包「翡翠小包」も味わえる(16日=中央社)
同調査は2週間で65万人が参加したインターネット上の投票と、料理評論家、グルメレポーター、グルメブロガーなどの覆面調査による評価をそれぞれ50%ずつ加味して「ベスト10店」を選出したもの。
ネット投票、専門家の評価ともトップとなり1位に選ばれた「点水楼」は、台北市を中心に5店舗を展開する浙江料理レストラン。特に皮が薄く、肉汁のたっぷり入った小籠包は絶品で、「いくら食べても飽きない」と言われる。「軽くつまんで少し揺らしてからレンゲに乗せ、まずスープを味わい、その後あんを味わう」のがおすすめの食べ方だそうだ。
「点水楼」を展開する食品大手、南僑集団の陳飛龍董事長は「皆さんに認められ大変うれしく思う」と語ったが、謙虚にも「個人的にはずっと食べてきた鼎泰豊の小籠包の方が好きだ」と打ち明けた。
なお、同ランキング3位には宜蘭で20年続く「正好鮮肉小籠包」が選ばれた。同県特産の「三星ネギ」を使用した香り高いあんと秘伝のラー油が人気の秘訣だ。同店では常に整理券を受け取り行列に並ぶ必要があるため、「大行列」賞も獲得している。
4位には台北市杭州南路に本店を構える「杭州小籠湯包」、5位には日本の雑誌でも紹介された「明月湯包」(本店・台北市基隆路)がランクインした。
また通常ランキングのほか、「京鼎楼」(台北市長春路)の高級烏龍茶の粉末を皮に練り込んだ「烏龍茶小籠包」や、台北市信義区の高級ブランドショッピングモール、ベラヴィータ内の中華レストラン「三源」が提供する「金箔小籠包」が特別賞に選ばれた。
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