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中興百貨、経営存続を強調


ニュース 商業・サービス 作成日:2007年11月30日_記事番号:T00004054

中興百貨、経営存続を強調


 財務危機説が伝えられた中興百貨の蔡振世総経理は29日、不渡りの発生を改めて否定し、「取引業者が小切手を繰り上げ換金したため、2億8,000万~3億台湾元(約9億5,000万~10億円)の資金が不足したすぎない」と強調した。30日に予定されていた取引業者向けの説明会は中止された。30日付経済日報などが伝えた。

 蔡総経理は「中興百貨は経営を存続し、閉店はあり得ない」と強調したほか、新会社「興百」を設立し、経営が移管されるとの見方も否定した。資金不足額は業界内でうわさとして流れていた3億元という額と一致した。同社は身売りも視野に2~3社と接触しているという。

 また、同社の王学蓉経理は、一部テナントが商品券の受け取りを拒否している問題で、「現金化を希望する顧客には対応する」と述べた。