ニュース 電子 作成日:2012年11月19日_記事番号:T00040540
ノートパソコン世界市場が低迷する中、台湾の同製品受託生産大手5社のうち、今年通年で出荷成長が見込めるのは和碩聯合科技(ペガトロン)のみで、広達電脳(クアンタ・コンピューター)と緯創資通(ウィストロン)は横ばい、仁宝電脳工業(コンパル・エレクトロニクス)と英業達(インベンテック)はマイナス成長に落ち込む見通しだ。さらに来年も市場の成長率は5%にとどまると予測されており、厳しい状況が続くとみられる。17日付工商時報が報じた。
ペガトロンは昨年の出荷が少なかった上、今年は東芝、宏碁(エイサー)との提携を強化したことで1〜10月の出荷が1,480万台と既に昨年の通年水準に達している。
その他4社の1〜10月出荷は、▽クアンタ、4,540万台▽ウィストロン、2,645万台▽コンパル、3,180万台▽インベンテック、1,370万台──。
クアンタは昨年通年の5,500万台と960万台、ウィストロンも510万台の開きがあり、昨年水準維持がやっとという状況だ。
コンパルは昨年通年の4,050万台と870台の開きがあるが、11〜12月に単月400万台を出荷するのは難しいとみられる。インベンテックも昨年の1,800万台まで430万台となっておりマイナス成長が確定的だ。
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