ニュース 電子 作成日:2012年11月19日_記事番号:T00040541
鴻海科技集団(フォックスコン)傘下のプリント基板(PCB)メーカー、臻鼎科技控股(ZDT)が業績を伸ばし、台湾最大手の欣興電子(ユニマイクロン)を猛追している。証券業界は両社の売上高の差が来年は70億~80億台湾元(約200億〜230億円)に縮小するとみている。19日付蘋果日報が伝えた。
臻鼎科技の売り上げの伸びをけん引しているのは、フレキシブルプリント基板(FPC)で、証券会社は同製品の売上高が全体に占める割合は今年9月時点で54%に達し、10月にはさらに57%に高まったと指摘した。同社の今年の売上高は300億元に上り、台湾FPC業界では台郡科技(フレキシウム・インターコネクト)などを寄せ付けず、トップに立つ見通しだ。
臻鼎科技は今年、レーザー穿孔機100台を発注するなど、FPCを増産する構えを見せている。また、高密度多層基板(HDI基板)の売り上げも昨年時点で97億元に達し、順調に伸びている。
証券業界は同社の売上高が来年には前年比30%増の400億元に達することもあり得ると予想している。
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