ニュース 社会 作成日:2012年11月20日_記事番号:T00040548
英経済誌「エコノミスト」(最新号)が「無能な馬英九(Ma the bumbler)」という見出しの批判記事を掲載したことに対し、馬英九総統が抗議を指示したとされる問題で、李登輝元総統は19日、「国家の指導者がメディアに批判され、市民にののしられた場合、皆の意見を受け入れるべきだ」と指摘した上で、仮に馬総統が同誌に抗議を行えば「全世界の笑い者になる」と評した。20日付自由時報が伝えた。
李元総統は台北芸術大で講演し、「総統を12年間務めたが、毎日のように批判を受けた。ただしそれが民主社会であり、うまくやらなければ、市民は(政権を)批判してもよい」と述べ、馬総統が同誌記事に抗議するのは筋違いだとの認識を示した。
馬総統が抗議を指示したという一部報道について、総統府は同日、「抗議を指示したことはない」と報道を否定した。
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