ニュース 金融 作成日:2012年11月20日_記事番号:T00040550
過去に2回台湾から撤退し、3回目の進出を目指していた仏保険大手アクサは19日、台湾への再進出を断念し、台湾に投資予定だった20億台湾元(約56億円)の資金をアジアの他地域に投資すると発表した。20日付工商時報が伝えた。
これに先立ち、金融監督管理委員会(金管会)は今年5月、過去の撤退経歴からみて、永続的経営を行う姿勢が疑われると判断し、アクサによる台湾支店(分公司)開設申請を却下。アクサ側もその後の再申請は見送っていた。
アクサは再申請を行っても却下される可能性が高く、申請却下は企業イメージにもマイナスと判断し、台湾再進出を断念したもようだ。
アクサは再進出を見越し、台湾で外資系保険会社から40人ほどの人材をスカウトしていた。台湾では2008年にチューリッヒ生命が台湾に再進出して以来、外資系保険会社への免許発給例がない。
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