ニュース 医薬 作成日:2012年11月20日_記事番号:T00040556
台湾東洋薬品工業(TTYバイオファーム)は19日、計1億米ドル近くを投じて中国・江蘇省の蘇州新加坡工業園区に設置する抗がん剤工場(東曜薬業)のうち、2,700万米ドルを投じた第1工場が23日に除幕式を迎えると発表した。同工場では経口剤を生産する計画だ。20日付経済日報が報じた。
東曜薬業は2010年に抗がん剤専門の製薬会社として設立。国際組織「PIC/S(医薬品査定協定および医薬品査察共同スキーム)」の基準を満たす抗がん剤の生産を目指している。第2工場では抗がん注射薬(生産能力20万本)を生産し、第3工場も4年内に完成する予定だ。
台湾東洋の林栄錦董事長はこのほか、同社の桃園県中レキ(レキは土へんに歴)工場に増設した抗がん注射薬の生産ラインが既に試運転の段階に入っていることを明らかにした。今回の増強で同工場の年産能力は80万本規模に達し、来年には100万本まで拡大する見込みだ。今年末に米食品医薬品局(FDA)の検査を受けて正式な量産に入れば、同社は抗がん注射薬で中台最大手となる。
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