ニュース 電子 作成日:2012年11月20日_記事番号:T00040562
中華電信はモバイルインターネットの混雑緩和を目的として、携帯電話ユーザーが無線LAN(Wi−Fi)設置場所に接近した際、自動的に無線LAN経由でのインターネット接続に切り替える機能を12月から導入する。ただ、中華電信のiPhone顧客5万人に対象が限られる。20日付蘋果日報が伝えた。
モバイルインターネットの普及に伴い、台湾では接続速度の低下が目立っている。国家通訊伝播委員会(NCC)によると、移動通信キャリアの第3世代(3G)ネットワークでの平均ダウンロード速度は1.98メガビット毎秒(Mbps)で、特に夜間の混雑が激しいことが分かった。
中華電信の公衆無線LANは通常、ウェブサイトでの認証が必要だが、同社は新たに携帯電話のSIMカードの情報から自動的にユーザー認証を行う「EAP−SIM」という機能を開発した。
ただ、中華電信の新機能は、当初の対象顧客が携帯電話普及台数の0.5%未満で直ちにネットワークの混雑緩和にはつながらない見通しだ。
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