主な市場調査機関によると、2013年のノートパソコンの予想出荷台数は１億9,000万～２億台、デスクトップＰＣは１億4,000万～１億5,000万台といずれも今年から横ばいとなる一方、タブレットＰＣはＩＤＣの予測で65％成長の１億6,600万台となり、デスクトップＰＣを逆転する見通しだ。20日付工商時報が報じた。
ＰＣ市場では、マイクロソフトの新ＯＳ、ウィンドウズ８（Windows８）搭載製品が10月に発売されたものの、市場では模様眺めムードが強く、買い替え需要は緩慢だ。来年のＰＣ市場は今年から横ばいか、成長したとして５％以下となる見通しだ。
また、ＩＤＣによると、スマートフォンやＰＣのＯＳ市場は12年第３四半期、グーグルの「アンドロイド」がシェア50％、マイクロソフトの「ウィンドウズ」が29％、アップルの「ｉＯＳ」と「MacOS」が合計で15％となった。11年第１四半期はマイクロソフトが42％、グーグルが21％、アップルが14％だったため、マイクロソフトは１年半でタブレットＰＣやスマートフォンで台頭したグーグルに首位を奪われた形だ。
