ニュース その他分野 作成日:2012年11月21日_記事番号:T00040579
中央銀行の20日発表によると、第3四半期の台湾居住者による海外証券への投資が過去最高172億1,000万米ドルの純流出となった。前期の2倍以上だ。中央銀行経済研究処の林淑華副処長は、保険会社が半分以上を占めたと指摘。海外投資の加速がうかがえる。21日付工商時報が報じた。
海外証券投資の純流出は、株式が74億4,200万米ドルでここ1年で最高、債券が97億6,900万米ドルで過去最高だった。
ある証券会社の幹部は、キャピタルゲイン(株式譲渡益)課税の来年導入を受け、生命保険会社など大規模な法人が証券投資先を海外に移しており、大部分が香港上場の中国企業株(H株)やオフショア人民元建て債券(点心債)だと指摘した。
経常収支は116億4,000万米ドルの黒字、投資収支が81億5,000万米ドルの赤字で、国際収支は37億米ドルの黒字だった。
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