ニュース 商業・サービス 作成日:2012年11月21日_記事番号:T00040582
不景気による消費の減退を受け、総合商社の三商行(マーキュリーズ)傘下、三商烘焙食品が台湾で展開するダンキンドーナツが、12月中旬から全土19店舗を相次いで閉店する。大手飲食チェーンでは今回の景気低迷を受けて営業を停止する初めてのケースだ。21日付蘋果日報が報じた。
ダンキンドーナツは2007年に台湾第1号店をオープンしたが、その後09年の30店をピークに店舗数を急速に縮小。今年も上半期に高雄4店を閉鎖していた。こうした中、同社は最近従業員に対し、「近年は売り上げが伸び悩む一方で、コストは高止まりしており、台湾での展開を終了せざるを得ない」との通知を行った。
同社主管によると、1店舗平均の1日当たりドーナツ販売量は600個余りで、今年下半期の売上高は前年同期比で約20%落ち込んでいるという。
一方、同業大手のミスタードーナツは現在54店舗を展開しているが、同チェーンを展開する統一超商(プレジデント・チェーンストア)は「来年も店舗を追加する」と強調した。
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