ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2012年11月21日_記事番号:T00040587
中国鋼鉄(CSC)の幹部はこのほど、傘下の中龍鋼鉄(ドラゴン・スチール)の第2号高炉(年産能力250万トン)を来年2月末に稼働させると表明した。ただ、鉄鋼市場は現在、供給過多の状態にあることから専門家は、来年9月にCSC最大規模の第4号高炉が年次保守に入るまで、高雄小港工場区内にある4基の高炉で実施している15%減産を継続することになると指摘した。21日付経済日報が報じた。
中龍鋼鉄の新高炉についてCSCは、「もともと年内に稼働する予定だったが、供給過剰問題を考慮して来年2月に延期したが、これ以上先延ばしすることはない」と表明。その上で、「新高炉稼働時には、年産能力120万トンの当社ベトナム冷延製品工場が量産に入り、また、傘下の中鴻鋼鉄の鋼管工場やインドの電磁鋼板工場などでの需要も見込めるため問題ない」と説明した。
なお専門家は、中龍鋼鉄の2号高炉がフル稼働になるには約半年が必要だと指摘している。
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