ニュース 医薬 作成日:2012年11月21日_記事番号:T00040590
台湾が医薬品GMP(適正製造規範)作成や国際整合性の確保などに取り組む国際組織「PIC/S(医薬品査定協定および医薬品査察共同スキーム)」に来年1月に加盟することが決まり、これまでに少なくとも5社が米国市場を攻略する方針を示していることが分かった。21日付工商時報が伝えた。
生物技術開発中心(DCB)産業技術知識服務計画(ITIS)の最新報告によると、台湾製薬業界では▽南光化学製薬(NK)▽安成国際薬業(TWiファーマシューティカルズ)▽生達化学製薬(スタンダード・ケム&ファーム)▽美時化学製薬(ロータス・ファーマシューティカル)▽友霖生技医薬──が米国市場を攻略する姿勢を示している。
PIC/Sは欧州各国を中心に運営されており、現在は41カ国が加盟している。台湾は日本や韓国に先立ち加盟を果たすだけに、競争力の向上が期待される。
ITISの頼瓊雅アナリストは「PIC/S加盟で認証手続きの短縮が図られ、台湾の製薬会社が海外市場を開拓する上で役立つほか、外資系製薬会社が台湾に工場を設置したり、台湾企業に生産委託を行ったりするケースが増えそうだ」と指摘した。
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