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エイサー、デルのR&D総経理を引き抜きか


ニュース 電子 作成日:2012年11月21日_記事番号:T00040591

エイサー、デルのR&D総経理を引き抜きか

 21日付工商時報によると、宏碁(エイサー)は今年6月、これまでヒューレット・パッカード(HP)の海外製品研究開発(R&D)センター、デルのR&Dセンターで総経理を務めた陳巧鳳氏をシニア・マーケティング総監として迎えたもようだ。エイサーは経験豊富な同氏の手腕を借り、ブランドおよび製品イメージの刷新を図る構えとみられる。このほか、10月に就任したマイケル・バーキン行銷長が来年1月から台湾本部に常駐することになるという。

 なお工商時報が外電を基に伝えたところによると、マイクロソフト(MS)が発売した新OS(基本ソフト)「ウィンドウズ8(Windows 8)」搭載PCの売れ行きが予想を下回っていることについてMSは、パートナーブランドのハードウエア設計に問題があるとの見方を示したとされる。

 これに対しMSの主要パートナーの1社であるエイサーは直接のコメントは控え、「今後は工業デザイン人材の招へい、マーケティングに注力する」と強調した。

 なお観測によるとエイサーは今後、ハイエンドの旗艦機種はすべて自社開発とし、ミドル・ローエンド機種をODM(相手先ブランドによる設計・製造)に開発を委託する方針とされる。