ニュース 電子 作成日:2012年11月22日_記事番号:T00040613
行政院の張善政政務委員は21日、中華電信に対し通信速度100メガビット毎秒(Mbps)のブロードバンド接続サービスについて、3年以内に月額料金を1,000台湾元(約2,830円)まで引き下げるよう求めた。中華電信の同サービスは現在、上り下りとも100Mbpsのプランが最も高く月額1,699元となっていることから、実現すれば下げ幅は最高で4割を超えることになる。22日付工商時報が報じた。
中華電信は既に値下げ計画に着手しており、李炎松総経理は、「今年末までにまずは、▽下り100Mbps・上り100Mbps▽100Mbps・20Mbps ▽50Mbps・10Mbps──の各プランで新料金体系を国家通信伝播委員会(NCC)に申請する計画だ」と述べた。
今回の新料金について市場では、「双方向100Mbpsプランで1,200元前後」と観測されているが、これに対し李総経理は「値下げ幅は未定」とコメントした。
なお政府は2013年度中に100Mbpsサービスのカバー率全土100%を目指しているが、張政務委員は「同目標達成にはケーブルテレビ(CATV)業者も責任を分担しなければならない」と強調した。
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