ニュース 石油・化学 作成日:2012年11月22日_記事番号:T00040616
工業技術研究院産業経済趨勢研究センター(IEK)産業技術知識サービス計画(ITIS)は、石油化学業界は第4四半期の生産額が前期比7.6%増の4,622億台湾元(約1兆3,100億円)に達するものの、今年通年の総生産額は前年比4.7%減の1兆8,300億元に落ち込むとの見通しを示した。22日付蘋果日報が報じた。
第3四半期の生産額は前期比4.1%減の4,295億元だった。IEKの范振誠アナリストは、世界的な不況で石化製品の需要が減退したこと、および台湾中油(CPC)の第3ナフサプラント(高雄市林園区、三軽)の閉鎖や台塑石化(フォルモサ・ペトロケミカル)第2製油工場の重油水素化脱硫(RDS)装置の点検修理などが影響したと指摘した。
石化原料の第3四半期生産額は2,646億元で、前期比8.6%減、前年同期比5.9%減だった。合成樹脂およびプラスチック製造業の生産額は1,518億元で、前期比4.5%増となった。范アナリストはこの理由として、2012年第3四半期を底に国際原油価格が底を打ち、オレフィン価格が上昇したことを挙げた。
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