ニュース 電子 作成日:2012年11月22日_記事番号:T00040619
工業技術研究院産業経済趨勢研究センター(IEK)産業技術知識サービス計画(ITIS)の統計によると、液晶パネル産業の今年第4四半期の生産額は、前期比で約8%の成長を遂げる予測だ。このうち、大型パネルの生産額は前期比8%増の2,020億9,000万元(約5,700億円)で、中小型パネルは同8.8%増の549億5,000万元となる見込みだ。また、有機EL(OLED)パネルは、友達光電(AUO)がアクティブマトリックス式有機EL(AMOLED)パネル出荷を拡大し、奇美電子(チーメイ・イノルックス)も出荷を開始することからプラス成長が見込める。22日付蘋果日報が報じた。
AUOと奇美電は大型パネルの生産ライン稼働率が9割以上に上っている。ただ、同センターの劉美君産業アナリストは、ラインの一部がハイエンドモデルの製造に振り分けられ始めており、これによって全体の生産能力が落ちるため、深刻な供給過剰には陥らないとみている。
第3四半期のパネル生産額は2,424億7,000万元で、前期比12.6%増となった。第3四半期のプラス成長の要因として劉アナリストは、需要期効果と川下での在庫補充需要を挙げた。中小型パネルは、ミドル・ローエンドのスマートフォン向けや、タブレットパソコン向けの需要が貢献したと指摘した。
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