ニュース 政治 作成日:2012年11月23日_記事番号:T00040624
李登輝元総統は22日、元台北市長として台北市議会で演説し、「都市のリーダーは実務家として企業経営のように予算をしっかり立てることが重要であると同時に、美的感覚を備えた芸術家であるべきだ」と訴えた。演壇の下では郝龍斌台北市長が懸命にメモを取る姿が見られた。23日付中国時報が伝えた。
郝龍斌市長(右)と握手を交わす李登輝元総統(左)。郝市長は信義区を副都心として発展させる方針を確立し今日の繁栄をもたらしたと李元総統を称賛した(22日=中央社)
今回の講演は、台北市議会の民進党議員団が主催した都市フォーラムの一環として実現したもので、1978年から81年まで台北市長を務めた李元総統は市政運営の在り方について弁舌を振るった。
李総統は講演後に郝市長の市政運営を採点するよう議員に求められたが、「自分には彼を採点する資格はない。彼は悪いことはしていないし、まじめにやっている」と述べた。
李総統はかつて郝市長の父親の郝柏村元参謀総長を権力闘争で打ち負かしているが、郝柏村氏との現在の関係を問う質問には「互いに年を取ったし、連絡を取ることも少ない」と答えた。
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