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外貨出金ATM、渣打銀が空港や繁華街に


ニュース 金融 作成日:2012年11月23日_記事番号:T00040632

外貨出金ATM、渣打銀が空港や繁華街に

 スタンダードチャータード銀行(渣打国際商業銀行)は12月14日から、台北駅と台北101の現金自動預払機(ATM)で外貨現金を引き出すことができるようにする。これに先駆け、台北松山国際空港第2ターミナルと台北市の繁華街、忠孝東路四段の八八支店のATMでも外貨出金サービスを既に開始した。クリスマスや年末年始に海外旅行者が増えると見込んだ動きだ。23日付蘋果日報が報じた。

 スタンダードチャータード銀行の該当ATMで引き出せるのは1万円札、100米ドル札、1,000香港ドル札に限られる。同行の台湾元口座からの出金となる。手数料は無料で、窓口に並ぶ手間が省ける。

 玉山商業銀行(Eサン・コマーシャル・バンク)は北中南部のATM10拠点で1万円札、100米ドル札が出金可能。永豊商業銀行はATM23拠点で、国泰世華銀行はATM3拠点で、シティバンクは全ATMで外貨の現金が引き出し可能だ。

 銀行関係者は、外貨が24時間いつでも入手でき、外貨建て口座を開設する必要もないとメリットを指摘した。ただ、取り扱い通貨が限定されている上、その銀行のキャッシュカードでなければ利用できないと注意を促した。